福島から語る

桜井勝延（さくらいかつのぶ）氏プロフィール【2019年6月現在】
（福島県南相馬市　前南相馬市長）
福島県原町市（現・南相馬市）生まれ。岩手大学農学部卒業。大学卒業後は地元に戻り、稲作や酪農を手がけた。
2003年から旧原町市議1期、南相馬市議2期、2010年から2018年まで南相馬市長を2期務める。
東日本大震災の時に世界に向け窮状を訴え、2011年「世界で最も影響力のある人100人」に選ばれた。

廣畑裕子（ひろはた ゆうこ）さんプロフィール【2019年9月現在】
南相馬市小高区在住。2015年7月「小高を応援する会 3B＋1」を立ち上げ、10月に住民スペース「おだかぷらっとほーむ」を開く。2017年春からは「小高工房」の代表となり、「小高とうがらしプロジェクト」を行う。

松野みき子（まつの みきこ）さんプロフィール【2015年12月現在】
福島県相馬市出身。南相馬市の漁業従事者と結婚。二児の母。家は南相馬市鹿島区沿岸地帯にあったが、津波により全壊。仮設住宅内の集会所において、被災された方々の語らいと安らぎの場として『和みサロン「眞こころ」』を運営している。

佐藤彰（さとう あきら）さんプロフィール【2016年11月現在】
福島第一聖書バプテスト教会主任牧師。震災により原発から5キロに位置する教会は一時閉鎖。教会員や地域の人たちとともに約700キロの旅を経て、放射能汚染でブロックされた故郷の南70キロに、古里の方向を向いて立つ翼の形をした教会堂を再建した。

朝尾光二（あさお こうじ）さんプロフィール【2018年4月現在】
カトリック熊谷教会信徒。2014年4月から、さいたま教区設置のいわきサポートステーション｢もみの木｣ベース長として、主にカトリック教会信徒ボランティアの受け入れ、活動の準備、同行、施設管理等に従事した。

大内信一（おおうち しんいち）さんプロフィール【2017年9月現在】
1956年に就農。愛農会と出会い、有機農業へ転換。1978年には二本松有機農業研究会を結成し、福島県二本松市にて有機農業を実践、消費者との連携・交流活動を続けてきた。原発事故以降も福島県にとどまり農業を営んでいる。

湯野川正弘（ゆのかわ まさひろ）さんプロフィール【2015年5月現在】
福島市立子山で酒屋「湯野川商店」を経営。山形県米沢市で自主避難家族の親睦や支援の受け皿となることを目的に「ハートウェッジ福島」を立ち上げる。

柳沼千賀子（やぎぬま ちかこ）さんプロフィール【2013年11月現在】
福島県二本松市生まれ。NPO法人「福島やさい畑～復興プロジェクト～」理事長。風評被害の影響を受ける地域の農家を支援するため、首都圏などで野菜販売を行いながら福島の現状を伝えている。

信木美穂（のぶき みほ）さんプロフィール【2013年6月現在】
「きらきら星ネット」事務局。震災と原発事故により、東京に避難してきた家族の日常生活の相談、サポートや交流を行っている。著書に詩画集『絵と詩の祈り　ひまわりの丘～福島の子どもたちとともに～』がある。

佐藤優一郎（さとう ゆういちろう）さんプロフィール【2012年6月現在】
福島市宮代仮設住宅自治会長および浪江町福島市応急仮設住宅連合自治会長を務め、行政に対し仮設住宅における生活環境の改善に向け、積極的に働きかけた。

高野郁子（たかの いくこ）さんプロフィール【2012年9月現在】
福島県南相馬市のカトリック原町教会信徒会長。元小学校教諭。原町教会でボランティアグループ「コンコルディア」を立ち上げ、南相馬市内の仮設住宅に入居する避難者に向けた手芸クラブや野菜配りを行っている。

田中徳雲（たなか とくうん）さんプロフィール【2013年9月現在】
福島県いわき市小名浜生まれ。南相馬市小高区にある曹洞宗同慶寺住職。家族で福井県に避難し、2013年春にいわき市に戻る。いわき市から南相馬の寺に通っている。

髙橋美加子（たかはし みかこ）さんプロフィール【2013年3月現在】
福島県南相馬市・北洋舎クリーニング代表取締役。震災直後からホームページで地域の現状を訴え大きな反響を得る。地域の将来に希望をもたらすべく、子どもたちや若者の活動を力強くサポートしている。